<タイの食堂でビールが無い!?→日本人には思いつかない解決方法>タイの日常お届けします[#20]
日本では、持ち込みOKの飲食店というのはあまり多くはないですよね?
持ち込みOKの場合でも、その対象は主にワインで、持ち込み料を支払って飲む…といった感じでしょうか。
タイに住み始めの頃、家の近所にある食堂で、ビールが飲みたかったのでメニューにあるか探しましたがありません。
「ビールはありますか?」と聞くと、「ないよ。隣のセブンイレブンで買っておいで!」と、笑顔のお店のおばさん。
「えーっ、勝手に買ってきていいの?自由過ぎる…。」と、とてもびっくりしたのをよく覚えています。
実はタイの場合、屋台や食堂であればお酒の持ち込みは無料でOKなところが多いんです。
お言葉に甘えてさっそく買ってくると、おばさんがコップと氷を用意してくれました。
ありがたい!(東南アジアのローカル店では、ビールに氷を入れて飲むのが一般的)
もちろん、ビールを置いているお店でビールを持ち込むのはマナー違反ですが、お店のメニューにないものを持ち込むことには寛容な雰囲気があります。
年中暑いのでタイの人はよく冷たいドリンクを持ち歩いているのですが、そういったドリンクも食堂に持ち込んで、注文した品と一緒に飲んでいるのは珍しくありません。
お酒やドリンクに限らず、タイの食堂はかなりフレキシブルなことが多いんです。
言えばメニューにないものを作ってくれたり、3つ入りを4つ入りにしてくれない?とお願いしたら応じて値段を変えてくれたりなど。
「とりあえずこちらの希望を言って交渉してみる」というのは海外に住んで覚えたライフハックの1つかもしれません。
お店の人がいいと言ってくれる可能性もあるのだから、聞くだけ聞いてみようというマインドが染み付いてしまったのですね。
日本ではそんな交渉をしない人の方が多いので、日本に帰国したら私は面倒くさいお客さんになってしまうのかもしれませんが…笑。
次回は、タイでお酒を飲む人にとって辛すぎるある決まりをご紹介します!
今回の記事で気になるコンビニですが、コンビニの定番ホットフード【あんまんは英語で何て言う?】も記事でチェック!