<タイでビールの販売拒否!?→合法的に禁酒させられる理由とその対策>タイの日常お届けします[#21]
タイに住んで驚いたことの1つに、1日のうちでお酒が買える時間が限られていることがあります。
いつでも好きなときにお酒が買える日本から来ると、慣れるまでちょっと戸惑ってしまいますよね。
まずタイで酒類が販売できる時間は通常、11時~14時、17時~24時のみ。
それ以外の時間はお酒売り場にカバーなどがかけられるところが多いです。
タイに住み始めの頃、14時ぎりぎりにレジにビールを持って行ったものの、レジが混雑していたので14時を微妙にすぎてしまいダメと言われたことがありました…。
そうなんです。きっちりレジで時間が管理されているので、1分でも時間を過ぎると売ってくれないんです…!
すぐ飲みたかったので、あれは相当悲しかったですね…。
それ以来、必ずお酒は多めに自宅にストックするようになりました 笑。
販売時間が限られている他にも、年に数日、仏教に関連した祝日は禁酒日となり、これはつまり、スーパーやレストランでの酒類販売が丸々1日禁止になります。
祝日なので「お休みを利用して国内のビーチリゾートへ出かけ、レストランで乾杯!」といきたいところですが、レストランでお酒を楽しむことはできません…!
ノンアルコールで我慢しましょう。
ただしホテルの部屋や自宅で飲むのは問題ないので、飲みたい人は前日までに購入しておけばOKですよ。
そのほかには、選挙の前日と当日も一定の時間、お酒の販売ができません。
コロナ禍初期には、10日間程度、お酒の販売自体が禁止されたこともあり、タイはお酒に関してはなかなか厳しいんです。
飲まない人にとってはほとんど気にならないであろう、この独特な酒類販売ルールですが、筆者のように、飲む人にとっては死活問題。
タイで祝日が来るたびに、「えっとこの日は禁酒日じゃないよね?」と毎回チェックするのが私の仕事です 笑。
次回は、一年中暑いタイの汗・匂い事情を紹介します!
今回の記事で気になるビールですが、ビールのお供【枝豆は英語で何て言う?】も記事でチェック!